吉田さらさの「明日がちょっと幸せになる お地蔵さまのことば」

寺と神社の旅研究家吉田さらさが10年間の旅を通して撮りためた石仏、石の神様像の写真を、お言葉ともにお届けします。

今年もまた無事カエル

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
...
人生はそれ自体が壮大な旅だけれど、
一年一年も、また小さな旅だと思う。

知らない場所に行き、
未知の人と出会い、
はじめてのことを経験し、
よく知っているこの場所にまた帰ってきた。

やれやれ、今年も一年、どうにか無事に旅ができた。
道々で守ってくれたすべての神様に感謝。

岩手県平泉市中尊寺 カエル像
中尊寺金色堂に向かう参道にある峯薬師堂というお堂の前にあるカエル像。無事カエル、福カエル、という願いが込められているそうです。目がくりくりしているのは、このお堂に祀られているお薬師さんが目の病気を治してくれる仏様だからです。なので、ここには、無事カエルのお守りだけでなく、眼病平癒のお守りもあります。ちなみに中尊寺は、旅の巨匠、松尾芭蕉先生が「五月雨の降のこしてや光堂」の句を詠んだ場所でもあります。その時、芭蕉さんは46歳。もっと高齢かと思っていましたが、今の感覚からしたら、まだ全然若いじゃん!

♡こちらもよろしく。
http://www.amazon.co.jp/明日がちょっと幸せになる-お地蔵さまのことば-仮/dp/479931582X

写真: 2014年12月29日

今年もまた無事カエル

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。

人生はそれ自体が壮大な旅だけれど、
一年一年も、また小さな旅だと思う。

知らない場所に行き、
未知の人と出会い、
はじめてのことを経験し、
よく知っているこの場所にまた帰ってきた。

やれやれ、今年も一年、どうにか無事に旅ができた。
道々で守ってくれたすべての神様に感謝。

岩手県平泉市中尊寺 カエル像
中尊寺の金色堂に向かう参道にある峯薬師堂というお堂の前にあるカエル像。無事カエル、福カエル、という願いが込められているそうです。目がくりくりしているのは、このお堂に祀られているお薬師さんが目の病気を治してくれる仏様だからです。なので、ここには、無事カエルのお守りだけでなく、眼病平癒のお守りもあります。ちなみに中尊寺は、旅の巨匠、松尾芭蕉先生が「五月雨の降のこしてや光堂」の句を詠んだ場所でもあります。その時、芭蕉さんは46歳。もっと高齢かと思っていましたが、今の感覚からしたら、まだ全然若いじゃん!

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