何度負けても前を見る
わたしはこれまで、いろいろなものに負けてきた。
どんな夢を抱いても、その入り口で追い返される。...
高い理想を掲げてどれだけ歩いても、その麓にさえ到達できない。
他の人々は、簡単に望むものを手に入れているように見えるのに、
なぜわたしだけが、いつまでたっても、ひとつの勝利も得ることができないのか。
だけど、最近ようやく気づいた。
勝つ人は偉いが、もっと偉いのは、たくさん負けても、
すぐに立ちあがって、新しい何かに向かっていく人だ。
負けてばかりの自分を哀れに思うのは、
人生を与えてくれた神への冒涜である。
結果がどうであれ、闘ったという事実と自分に敬意を払い
いつも前を向いて歩いて行きたい。
韓国忠清南道唐津(タンジンシ)
安国寺址(アングクサジ) 如来三尊像
今年の10月に韓国の石仏巡りの旅をした時に、最初に出会ったユーモラスな形の石仏。高麗時代のもので、真ん中の本尊は5m近い高さがあります。輪を作る手の形からして阿弥陀如来とも思われますが、はっきりしたことはわからないそうです。この像を見た時、青い空を見つめて立つ姿がとても雄々しく、毅然として何かに立ち向かう人々に見えました。
★お知らせ!
東京FMのホームページに、「明日がちょっと幸せになる お地蔵さまのことば」の書評を掲載していただきました。合わせてごらんください。
http://www.tfm.co.jp/timeline/index.php?itemid=88996&catid=1485