アドバイスは神の声にあらず
世の中には、人にあれこれアドバイスしたがる人がいるよね。
ほとんどは、善意から言ってくれるんだと思うけれど、...
中には、それが仕事だったり、
他人を自分の思う通りにコントロールするのが目的の人もいるから、
よくよく注意しなくっちゃ。
とは言え、知識がたくさんある人からのアドバイスは、
たまに役に立つ場合もあるから、ある程度聞いた上で、
自分の中で善し悪しをきちんと判断するのが大切だな。
埼玉県川越市 喜多院 羅漢さんのうち二体
人間くさいポーズと表情の羅漢さんが居並ぶ喜多院の中でも、もっともリアルなのは、この二体でしょう。お二人は何を話しているのだろう。誰かについての告げ口をしている、インチキな儲け話を持ちかけているなど、いろいろな想像が膨らみます。今日は、「あんた、ちょっとこうした方がいいよ」というセリフを想定してみました。
わたし自身は、人に「ああしなさい、こうしなさい」と言われるのが、無条件に嫌いな性質です。そして人生の経験上、誰かに言われて何かをしても、うまくいったためしがないと思っております。
(あっ、でも、この店の○○がうまいから行ってみなさい、とか、どこどこの温泉がよかったよ、とかのアドバイスは大歓迎!)
しかし、世間には、何かする時に、誰かに何か言って欲しいと思う人がたいへん多いようですね。
若いうちは、有識者のお話もためになるけれど、ある程度の年齢になったら、少なくとも自分についてだけは、自分が一番の有識者であると心得なければ。