難儀も慣れれば難儀でなくなる

いやはや、人生って、本当に難儀なことばかりだ。
ひとつ乗り越えると、すぐまた次の難儀が始まる。...
しかし、そんなことを繰り返しているうちに、
難儀なことがあっても、それほど難儀だとは思わなくなる。

新たな難儀がはじまるたびに
「まあ、これが人生ってものだよ」と、ぺロリと舌を出してみるといい。
そうすると、どんな難儀の中にも、
どこかしら笑えるポイントが見つかるものだよ。

埼玉県川越市喜多院　羅漢さんのうち一体
人間くさいポーズの羅漢さんがたくさんいることで有名な喜多院。
それぞれにいろいろな表情をしており、背景を想像するのが面白い。
この羅漢さんがなぜベロを出しているのかについても、
いろいろな解釈ができると思います。

さて、わたしの人生にもけっこう難儀が多いです。
昨日、病院に行って、二年前に治療を終えたと思っていた症状が
ぶり返していることがわかりました。
それほど深刻な病気ではないかも知れませんが、
生活に大きな支障が出るやっかいな病気です。
先生と話しながら、わたしは爆笑しておりました。
ぶり返した理由のひとつが「体重増加である」と断言されたからです。

手術後の定期検診なので、同じ時期に同じ手術をした入院仲間の皆さんとも再会。
「あなたが大笑いしているのが待合室まで聞こえた」と笑われ、
「具合がこれだけ悪くなっているのに笑えるあなたはすごい」と褒められました。
一度目に病名を告げられた時は気持ちがどんと落ち込みましたが、二度目の今度は、なぜか平静。
経験を重ねたことによりずいぶん心が強くなったものだと
自分でも感心いたしました。

♡こちらもよろしく。
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