吉田さらさの「明日がちょっと幸せになる お地蔵さまのことば」

寺と神社の旅研究家吉田さらさが10年間の旅を通して撮りためた石仏、石の神様像の写真を、お言葉ともにお届けします。

よくない出来事は吉兆である

悪いことがいくつか重なったら、
それは、次にいいことが起きる兆しだよね。...
だってそうだろ。
大きくジャンプする前には、
誰だって、こうやって身を縮めるじゃないか。

宮崎県えびの市 田の神さぁ
田の神さぁは、宮崎県と鹿児島県の田園地帯でよく見かける田んぼの神様。
火山の噴火などから農村の復興を促すために、薩摩藩が祀ることを奨励したものです。
その姿はユーモラスで、今で言う「ユルキャラ」みたい。

わたしには、この方が、身を縮めて災厄をやり過ごしながら、次なる飛躍のチャンスを待つ人に見えました。何だかわくわくしながら、幸運の神様の到来を待っているような表情です。

わたしもかなり長く生きてきて実感しています。
悪いことばかりは絶対に続かない。もしも続くとすれば、それは、次に起きるよいことのための助走なのです。長い目で見てもそうだし、ちょっとしたことで失敗した後、けっこういいことが起きたりという短期的な流れもあります。本当に人生って、よくできたドラマだなぁ。

♡こちらもよろしく。
http://www.amazon.co.jp/明日がちょっと幸せになる-お地蔵さまのことば-仮/dp/479931582X

写真: 2014年12月26日

よくない出来事は吉兆である

悪いことがいくつか重なったら、
それは、次にいいことが起きる兆しだよね。
だってそうだろ。
大きくジャンプする前には、
誰だって、こうやって身を縮めるじゃないか。

宮崎県えびの市 田の神さぁ
田の神さぁは、宮崎県と鹿児島県の田園地帯でよく見かける田んぼの神様。
火山の噴火などから農村の復興を促すために、薩摩藩が祀ることを奨励したものです。
その姿はユーモラスで、今で言う「ユルキャラ」みたい。

わたしには、この方が、身を縮めて災厄をやり過ごしながら、次なる飛躍のチャンスを待つ人に見えました。何だかわくわくしながら、幸運の神様の到来を待っているような表情です。

わたしもかなり長く生きてきて実感しています。
悪いことばかりは絶対に続かない。もしも続くとすれば、それは、次に起きるよいことのための助走なのです。長い目で見てもそうだし、ちょっとしたことで失敗した後、けっこういいことが起きたりという短期的な流れもあります。本当に人生って、よくできたドラマだなぁ。